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特産品からサブカルまで!
宮川朝市トコトコ歩き
人気の高山観光としてパンフレットにも取り上げられる宮川朝市。ガイドブックで紹介されるのは特産品などを地元の人が売っていたり屋台などの食べ歩きが楽しめるというもの。でも実は他にも地元のクリエイターが作るサブカル作品があったり、通り沿いの看板に書かれた俳句といったディープな見どころや要チェックのコネタも多いんです♪今日は定番の特産品からディープなポイントまで朝市を実際にトコトコ歩きながら見どころをご紹介していきたいと思います!
トコトコその1 まずは王道の特産品チェック
「宮川朝市」の入り口を入り、まず目にするのは地元の野菜や一刀彫などの特産品を売るお店。中には試食ができるお店などもあるので要チェック。気に入った商品があればお土産にどうぞ♪生産者の方が直接物を売っているのも朝市の特徴。お土産屋さんには出回らないような手作りの一点ものなど掘り出し物も見つかるかも!?
- 【ピックアップ】
- ガイドブックの朝市情報は主に地元のおかあさんが作った漬物などの伝統的な特産品がメインですが、定番の特産品以外にも珍しいご当地フルーツや地元産のハチミツ、バジルペーストや無農薬サラダセットなどを出しているお店もあります。中には自家栽培ハーブティーのテイクアウトができるお店など新しい特産品も楽しめます。
トコトコその2 本格的なコーヒーが飲めるお店
朝市を散策中、風にのってコーヒーのかぐわしい香りが漂ってきました。
誘われるまま足を進めると朝市にしては珍しい本格的なエスプレッソがいただけるお店にたどり着きました。
店先にはお客さんの注文した品が次々と並べられていきますが、ふんわりポイップされたミルクとかわいらしいラテアートがフォトジェニック満載!人気のカプチーノはミルクに飛騨牛乳を使っているそう。
豆を6種類以上ブレンドしていたり、自ら焙煎も行うほどのこだわりをもったエスプレッソコーヒーは格別ですよ。
朝市に来た際はぜひ一度コマコーヒーにお立ちよりください。
▼詳しくはこちら
https://www.takayama-gh.com/tabaru/article/coma_coffee/
- 【ピックアップ】
- コマコーヒーでは、紙カップ以外にも、なんとクッキーカップを提供しています。
苦くて飲みにくいイメージのエスプレッソがカップの内側に白いシュガーが塗ってあって、飲んでくうちにそれが溶け出して最初のスッとした味わいから、カップの底のトロッと香ばしくあま~い味わいまで何段階か楽しめます!
最後にはカップごと食べられ、お勧めの一品です。
トコトコその3 コネタ探し
通りを歩いていると意識しないと見逃してしまうような小さな祠や看板が。実はこれらにちょっとしたコネタがあったりするんです。レンガの柱に設けられた謎の小屋は実は水位計。こんな高い位置にありますが大雨になると小屋ギリギリのところまで水が来ます。実物を見るとこんなところまで水が!?とちょっとびっくりするかも。5月に取材した際には季節柄鯉のぼりがかかっていました。高山の節句は旧暦で行うので実は6月5日にお祝いをするんですよ。さらに通りに何件かある秋葉神社。実は市内に秋葉様のお社は60箇所以上あるんです!そして通りに立っている木の看板にはそれぞれ朝市と周辺のことを詠んだ俳句が書かれています。
- 【ピックアップ】
- 火伏せの神として高山の人たちの厚い信仰を受け、宮川以外にも市内に60社以上ある秋葉様。昔、町が全滅するほどの大火事があった時に不思議と秋葉様だけは焼け残り、防火の神として信仰されるようになりました。高山祭の屋台蔵にも秋葉様が祀られているところがあるので市内散策の際にチェックしてみて下さい。
宮川朝市トコトコ歩き、いかがでしたか。この他にも通りに面したお店には食べ歩きにちょうどいい牛まんやソフトクリームなどのプチグルメも販売していたり、出店しているお店や売っているものも季節ごとに変わるのでチェックしてみて下さい♪
2015/7/20 UP
宮川朝市
アクセス | 住所:岐阜県高山市下三之町宮川沿い ※高山駅から徒歩10分 |
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