高山グリーンホテル×トラン・ブルー

高山グリーンホテル×トラン・ブルー

飛騨高山発の名店ブーランジェリー「トラン・ブルー」とのコラボ
“高山グリーンホテル×トラン・ブルー“ディナーメニューが登場!

「グリーンコート」と、ブーランジェリー「トラン・ブルー」(本社:岐阜県高山市)とによる初のコラボによるディナーコースが始まります。

このコースでは、パンが全て「トラン・ブルー」のパンに代わります。フォンドブフ(牛骨・牛スジの出汁)を厳選した赤ワインと合わせたホテル特製のソースと飛騨牛ステーキを組み合わせたメインディッシュ。どれもパンとの相性を意識したメニューとなっています。

シェフのこだわり

「僕にとってもその土地の食に出会うことは旅の大きな楽しみのひとつですよね。飛騨高山に来ることになって、まずはその土地の美味しいものを探す、というのが一番の出発点でした。」 2019年、桜凛閣のオープンに向けて京王プラザホテルより、料理長として飛騨高山グリーンホテルに着任した高田シェフ。
「真っ先に尋ねたのが 美味しいパンはありますか?ということなんです。」

実はホテルから一番近い徒歩圏内にもあるブーランジェリーが、全国的にも名高い「トラン・ブルー」。自身が代表として世界3位にも輝き、のちに監督としてベーカリーワールドカップで日本を優勝に導いたのが、シェフの成瀬正さんです。


日本人にとってのごはんが主食であるように、フランス料理に欠かせないのが「パン」。それぞれが、それぞれの味を引き出すような、料理とパンのわくわくするようなマリアージュを起こしたくて、初のコラボとも言えるディナーコースがスタートしました。


「僕のパン作りも地方に在る意味、というのをいつも考えています。地元の果物を使ったデニッシュも人気ですが、桃などは採れる年によって風味が微妙に違うんですね。その年に合わせたクリームなど味を変えて作っています。
標高の高い飛騨高山は冷涼な気候もあって、果物などは旬が1か月ほど遅れてやってくるので、長く楽しんでいただけるという利点もありますね。」と成瀬さん。

「飛騨高山に来てまもなく緊急事態宣言などもあり、その分、食材探しや食べ歩きなどをする時間ができました。意外にもイタリアンなどレストランが沢山あり、それぞれが地元の食材を使って工夫されているな、という印象でした。
飛騨というと和食のイメージも大きいと思いますが、洋食も美味しい、飽きない本物の味をホテルならではのコースでお届けしたいと思ってます。」と高田シェフ。
人気の飛騨牛はもとより、基本を大切にコンソメ作りや季節ごとの素材を活かし、ソースに向き合う素材への思い、丁寧な仕事は、決して裏切らないものと言います。

「料理を引き立てるには美味しいパンが不可欠です。ホテルの幅広いお客様の年齢層に合うよう、ライ麦を使った小さなパンは歯がサクッと入りやすく、中身は優しいもっちり感のあるものを用意しました。それとバケットはシンプルだけど噛むほどに小麦の味がしてきて料理の味を引き出します。」
美しい果物のデニッシュが人気のトラン・ブルーですが、基本を大切にする成瀬シェフが生地の熟成までこだわるのが、このバゲット。
パリッと軽く香ばしいクラストはワインがすすみ、ほどよくしっとりしたクラムは、思わずお皿のソースにつけていただきたくなるほどです。


フランス語の ”コパン(Copain)”=友人、仲間”は、「パン(Pain)をともにする(Co)」という語源から来ていると言われます。
フランス人の食卓にも欠かせないパンを皆で切り分けて食べることは、悲しみや喜びを共に分かち合うことであるように、パンは人と人とをつなげる重要なツールでもあります。


飛騨高山を代表する成瀬シェフに敬意を払いつつ、この出会いからインスピレーションを膨らませて出来上がったのがこのスペシャルコラボメニューです。


丁寧に人と人、旅の出会いと食を紡ぐように取り組んだスペシャルコース。ぜひともお楽しみください。


シェフのご紹介

グリーンコート料理長
高田雅臣

1994年より京王プラザホテルにて25年勤務のち
2019年 高山グリーンホテル グリーンコート料理長として着任

ブーランジェリー トラン・ブルー
成瀬正シェフ

1989年トラン・ブルーをオープン
2005年クープ・デュ・モンドに日本代表チームリーダーとして出場。世界第3位
日経新聞『プラスワン』シュトレンランキング 全国1位
著書『世界も驚くおいしいパン屋の仕事論』(PHP出版)

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