高山の町歩きに欠かせないのが、美味しい飲み物やスイーツが楽しめる休憩スポット♪これまでもいくつかお店をご紹介してきましたが、今回は古い町並から歩いて数分のところにある“バグパイプ”にお邪魔しました。
こちらのお店、実はあることでも有名なんです。では、さっそくご紹介しましょう！

宮川沿いを朝市方面に向かってのんびり歩いていくと、筏橋（いかだばし）のたもとにあるバグパイプに到着。昔ながらの和と洋の雰囲気が合わさったような建物が、独特のレトロな空間を作り出しています。実はこちらのお店、「氷菓」というアニメに出てくる喫茶店のモデルとなったお店で、お邪魔した時には聖地巡礼に足を運んだという人もいました。

看板には「水出珈琲」の文字。アニメでは、建物が忠実に再現されています。

クラシックなゴシック体で店名が書かれた看板をくぐり、早速店内へ。お店に入ると、地元の方に混じって観光客もくつろいでいる姿が見られました。落ち着いた雰囲気のこのお店は、地元民の憩いの場にもなっているのだそう。

落ち着いた雰囲気の店内。椅子や冷蔵庫にまで「Bagpipe」の文字があしらわれていました。

店内は昔ながらの純喫茶で、壁に飾られた柱時計が味を出しています。細かなインテリアの装飾も凝っているのですが、特に目を引いたのがバグパイプを吹く様子が彫られた太く大きな柱。独特の空間で、しばし現実から離れてゆっくりできそうです。

こちらのお店では、水出し珈琲やジュース・自家製ケーキ・トーストなどが楽しめます。中でも気になったのが、地元飛騨の果物を使った季節限定のジュース。私はメロンジュース、友人たちはすももジュース・水出しアイス珈琲をそれぞれオーダーしました。

左：飛騨メロンジュース　中央：飛騨すももジュース　右：水出しアイス珈琲
飲み物によって違うグラスが使われています。どれもレトロで可愛い♪

気になるお味は・・・旬の果物を使っているだけあって、みずみずしくて自然な甘さ♪友人のアイス珈琲もスッとした苦みがあっておいしかったそうです。年季の入った銅のカップは熱伝導率が良く、口当たりが冷たくてコーヒーの味が美味しく感じられるそう。さすが看板に掲げてるだけあってこだわっていますね！
バグパイプは、「原田酒造場」から歩いて5分ほどのところにあるので、高山陣屋⇒中橋⇒原田酒造場とのんびり見学しながら足を運んでみてくださいね♪