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世界に一つのお気に入りを作ろう
硝子家すずめ
ー飛騨高山旅行の思い出に残る体験がしたいー
そんな思いを叶えてくれるスポットをご紹介します。
飛騨で唯一、吹きガラス体験が出来る「硝子家(がらすや)すずめ」さんでは、色や形などを自分好みにアレンジしたオリジナルの器を作ることが出来ます。
今回の取材では、模様をつけたグラス作りを体験させていただきました!
硝子家すずめさんは2019年3月移転しました。
〒909-0323
沖縄県中頭郡読谷村字高志保1020-1
体験王国 むら咲むら 内
硝子家 すずめ
古い町並みから車で約 10 分。観光中心地からもアクセスの良い硝子家すずめさんの工房へ。まず目を奪われたのは、ずらりと並んだカラフルなガラス製品でした。
「若い頃からガラスに興味があり、いつかやりたいと思っていた」と語るオーナーの田中さんは、20 代で沖縄の工房へ弟子入りし、吹きガラスや体験希望者の接客など修行を積んだのだそう。
一緒に沖縄へ渡った奥様もガラス細工「トンボ玉」の技術を習得し、出身地から近く住んでみたいと思っていた飛騨高山へ移住して夫婦で工房を構えました。
さっそく体験へ。まずはデザインを決めます。「好きな色を組み合わせたり、水玉・しま・らせんなど柄もつけられます」の説明に、本当に自分だけのオリジナルが出来るんだ!と胸が踊ります。
楽しく迷って形や色を選ぶと、希望のデザイン通りになるよう色ガラスを調合してもらって下準備は OK !
エプロンや軍手を身につけて、いよいよ吹きガラスに挑戦。1200 度を超える窯で熱した真っ赤なガラスを筒に巻きつけてもらって、おそるおそる息を吹き込んでみると…プクッと膨らんできました。
「すごい!出来た!」思わず声をあげてしまう感動の瞬間。仲間同士で体験したら盛り上がること間違いなしです。
これに色ガラスをつけ、形を整えながら何度かに分けて空気を吹き込んでいきます。難しそうですが、丁寧にサポートしてもらえるので大丈夫!気分は職人さんです。
空気を充分吹き込んだら、次はガラスが柔らかいうちに成形。回しながら少しずつ口を広げていきます。初めは緊張しますが、慣れてくると見守ってもらいながら 1 人で。だんだんグラスの形になっていく様を体感できます。
難しい部分は助けてもらえたり、体験中の写真がいい角度で撮れるよう配慮していただけたりと、初めてでも安心して挑戦することができました。
「自分で作った」という満足感が得られて、思い出とお気に入りの器が同時に手に入ってしまう吹きガラス体験。
自分用はもちろん、心のこもったお土産にもぴったりですね。
体験はグラスや花瓶中心ですが、オーナーの田中さんは置物や照明カバーなどさまざまな製品を手がけている作家さんでもあります。工房にも多数ディスプレイしてあるので、ぜひチェックして。
作ったグラスはそのまま預けて、じっくり冷却後に送ってもらえます。
完成品はこんなに素敵になりました。鮮やかな色や模様もきれいに出ています!
カラフルなガラスが暮らしの中にあるだけで、心は潤うもの。それが自分で作ったお気に入りなら、尚更です。
旅から帰っても暮らしの中で、楽しみは続いていきます。
飛騨高山での吹きガラス体験!オススメです♪
2018/02/28UP 取材協力:硝子家すずめ
硝子家すずめ
アクセス | 住所:岐阜県高山市松之木町2521 TEL : 0577-62-9637 |
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営業案内 | 10:00 ~ 17:00 (体験受付は 16 時まで) ※要予約 (当日、または前日のご予約は 8:00 ~ 21:00 まで) ■不定休 |
デザイナー・イラストレーター 大森 貴絵(おおもり たかえ)
高山市生まれのデザイナー・イラストレーター。 著書にほっこりしたイラストで飛騨地方の方言を紹介した「ひだのしゃべりことば」。