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合掌造り見学の寄り道に♪
五箇山とうふの喜平商店
1995年に白川郷と共に世界遺産に登録された五箇山合掌造り集落。素朴な原風景や合掌造り見学が人気のスポットですが、途中に寄り道にピッタリのお豆腐屋さんがあるんです。その昔秘境と呼ばれた五箇山集落は、民謡や家屋、食に至るまで独自の文化を築きました。その一つが縄で縛っても崩れないほど身の詰まった固いお豆腐、“五箇山とうふ”です。そんな五箇山とうふをお土産用から豆乳ソフト、ちょっと珍しいいぶりとっぺまで幅広く扱うのが喜平商店さんです。
白川郷と五箇山を結ぶ飛越峡合掌ライン。その道中にあるのが喜平商店。合掌造り見学の帰りにフラリと立ち寄ると、中にはかわいらしいゆるきゃらのぬいぐるみが。飛騨弁でとうふのことを「とっぺ」というのですが、それにちなんだとっぺちゃんというキャラクター。注文したものを包んでもらっている間とっぺちゃんの横に腰掛けて商品を待ちます。
お土産用は水槽に浸かった正方形のものを注文。そのまま水槽からあげてもらってもいいですが、切りたての新しいものも出していただけます。結構大きく、約800gあるそう。他にも五箇山とうふで作ったあつあげや、燻製にした“いぶりとっぺ”などもあります。私はテイクアウトの豆乳ソフトも注文。外の椅子に座ってちょっとつまませていただきます。
一口食べてみるとしっかりと豆乳の味が感じられてとても美味!豆乳ソフトというとミルクの味がメインで豆乳の風味は控えめなものが多いですが、これは一口食べるごとに豆乳の甘みが感じられてまるでお豆腐をそのまま冷たいスイーツに仕立てたよう。かなり濃ゆい味わいで豆乳好きにはたまりません。それでいてあっさりした風味でペロリと完食。
帰ろうとすると釣り人のおじさんがクーラーバッグ片手に来店するところで「今日は坊主だったから魚はないけどここの豆腐をクーラーバッグに入れて土産にしようと思って」とにこやかに笑います。ここのお豆腐が美味しいということは地元では周知のようです。
相倉(あいのくら)合掌造り集落へ行く途中ですので休憩がてらソフトクリームをつまむのもいいですし、帰りにお土産豆腐を買うのもアリです。合掌造り見学の際にはぜひ立ち寄って豆乳ソフトを1本食べてみて下さい。
2015/7/20 UP 取材協力:喜平商店
とうふ工房喜平商店
アクセス | 住所:富山県南砺市上梨608 TEL:0763-66-2234 相倉合掌造り集落から国道156号で約10分 五箇山相倉合掌造りの詳細はこちら |
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