地元の人間がコッソリ情報提供!御用達スポットをご紹介♪
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高山一の老舗純喫茶!
喫茶ドン
地元民提供ネタを元に普段使いのお店やここぞという時の御用達をご紹介するひだみんのオススメコーナー!
今回は地元民の憩いの場、喫茶ドンをご紹介。市街にちょっと出た時はここのコーヒーと甘味で休憩するのが地元民の定番なんです♪実は創業昭和26年!高山一古い純喫茶ドン。60年以上の時を刻んだ店内は雰囲気たっぷり。私も早速取材と称して散歩がてらお邪魔してみました。
“飛騨の味祭り”や“二十四日市”などでおなじみの「高山本町2丁目商店街」。昔のひだみんは2丁目商店街をブラブラ歩きすることを「本ブラ」と称して楽しんだそうです。創業90年以上の老舗と新進気鋭のお店が混在する商店街、今日は私も本ブラを満喫すべく2丁目商店街に来てみました。通りは高山陣屋や宮川に近いこともあり地元民だけでなく観光客でも賑わっています。そんな通りを歩いて行くと目に入る「SINCE1951 coffe Don」の看板。高山一古い喫茶店、ドンです。
地元の友人と共に散歩の休憩がてらお邪魔します。中は純喫茶独特のレトロで昭和な味わいが漂い雰囲気満点!ランプ風の照明や椅子にかけられた白いカバーなど喫茶店好きにはたまらない内装です。梁を見ると「春夏冬二升五合 紀 二六一一(商いますます繁盛 昭和26年より)」の文字。手前の梁にはウィットに富んだ英語表記も。
店内には新聞を読んだり談笑したりする地元の方の自然な姿と、足休めの観光客が半々くらい。おのおの飲み物を飲んだり甘味をいただいたり、午前中だったのでモーニングを食べている人も。私たちも早速カウンターに座り注文。友人曰く、ここはドーナツとアップルパイ、それにシュークリームも絶品だとか。シェア目的で全部注文しちゃいます♪
程なくして出てきた注文品はどれも美味しそう。コーヒーを注文した友人にはコーヒーに合うお菓子として定番のカラメルビスケットも付いてきました。
アップルパイはパイ生地がカリっとしていて程よい硬さ。中には甘く煮たりんごがたっぷり入っているのにくどくなく、さっぱりいけます!ペロリと完食♪ドーナツはふわふわで軽い食感、いわゆるパンドーナツで粉砂糖の上のシナモンがアクセントになり口に入れた時にスッと風味がやってきます。これもペロリと完食♪そしてシュークリームは割るととってもミルキーなクリームがたっぷり!トロリと滑らかなカスタードですが、シュー生地もしっかりしてバランスが◎もちろんペロリと完食♪♪
夏に訪れた際には、暑さで疲れた身体を癒すつめた~いデザートをいただきました♪いただいたのは暑い時期には特に嬉しい、ぷるんとひんやりしたほうじ茶プリン。奥様手作りのこちらのプリンは、喫茶ドンの向かいに店舗を構える「松風園 まつの茶舗」で仕入れた茶葉を使用しているそう。
まつの茶舗は高山唯一の茶道具店として知られ、地元産や各産地をオリジナルブレンドした茶葉を販売しています。喫茶ドンのほうじ茶プリンで使用しているのは「青のほうじ茶 飛騨の露」という茶葉で、青のほうじと呼ばれるじっくりと焙じ上げる手法を使っているため、一般的な茶葉よりも渋みが少なく香ばしさや味の深みが強いんだそう。
そんな特製の茶葉を使ってできたほうじ茶プリンを早速いただきます♪口に運ぶとほうじ茶の風味がふわっと口いっぱいに広がり、まろやかでクリーミーなプリンの舌触りがなんとも絶品!香ばしいほうじ茶の風味を楽しむうちに、あっという前に完食してしまいました。 ほうじ茶プリンはお持ち帰り用に小さいサイズも販売されているので、ちょっとしたお土産にもぴったりです♪
全体的にコーヒーとぴったり合うお味に仕上がっており、純喫茶としてのこだわりを感じます。コーヒーは創業から60年以上同じドリップ式で入れており、先代からの味を守っています。確かにいい香りでとても落ち着きます。ご主人は蝶ネクタイが似合う気さくな方でいかにも昔ながらの喫茶店のマスター。スタッフは皆さんご家族で大変明るい方たちです。アットホームな雰囲気も家族ならではでお店はとても落ち着ける雰囲気になっています。
皆様も散策観光の際には「本ブラ」を楽しんで昔ながらの落ち着く喫茶店でコーヒーを一杯いかがでしょう。
2017/8/18 更新 取材協力:喫茶ドン
喫茶ドン
アクセス | 住所:岐阜県高山市本町2丁目52 TEL:0577-32-0968 ホテルから車で約10分 (高山陣屋、宮川朝市から徒歩5分) |
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営業案内 | 7:30~21:30 火曜(祝日の場合は営業) |
情報提供者 おすすめ |
・コーヒー¥400 ・アップルパイ¥370 ・シュークリーム¥280 ・ほうじ茶プリン¥450 |