地元で懇意にさせていただいているプロのフォトグラファー比呂池さん。春の観光の定番お花見も、流石通なスポットをご存知です！今回はそんな比呂池さん秘蔵の飛騨のとっておき桜スポットをご紹介させていただきます♪

飛騨地方は面積が広く寒暖差が大きいため、4月から5月にかけての長い期間桜を楽しむことができます。開花時期の順番（年により前後はありますが）にご紹介します。

その1　江名子川沿い（高山市）

高山市内の東部を流れる江名子川の中流から下流域に多くの桜が植えられています。小さな橋がいくつもかかり桜を楽しみながら路地巡りができます。

その2　苗代桜（下呂市和佐）

開花すると田植えの準備を始めることから命名されました。開花時期には田に水がはられ、ライトアップされます。ライトアップは多くのカメラマンが訪れるので、日が暮れる前から場所取りが必要です。

その3　岩太郎のしだれ桜（下呂市萩原町四美）

岩太郎さんが植えたことから命名されました。道路におおいかぶさるように咲く様子は圧巻です。

その4　中橋周辺（高山市）

赤い欄干の中橋と桜の共演が楽しめます。毎年4月14日・15日に催行される「春の高山祭」に開花するかどうかが高山市民の関心ごとです。例年は春の高山祭が終わってから満開を迎えますが、暖かければ桜と中橋を渡る祭屋台を同時に楽しめるかもしれません。

その5　北山枝垂桜（高山市北山）

高山市街地の北東にある北山にあります。見物する人はほとんどいなく、ゆっくりと撮影ができる知る人ぞ知る桜です。

その6　桜ヶ丘八幡神社（高山市山口町）

境内には何本ものシダレザクラが植えられています。見物する人ははとんどいなく、ゆっくりと撮影ができます。

その7　臥龍桜（高山市一之宮町）

昼間は多くの見物の人達でにぎわいますが、夜は訪れる人は多くありません。すぐ前のJR宮駅ホームの照明灯に照らされ、三脚を使用し露光時間を長くすると美しく撮影できます。

その8　杉崎 宮川沿い（飛騨市古川町杉崎）

宮川の堤防沿いに桜並木が続きます。堤防道路を通行する車は少なくゆっくりと撮影できます。

その9　杉崎 御所桜（飛騨市古川町杉崎）

その8で紹介した「杉崎 宮川沿い」の桜は、夕刻になると昼間とは違った表情を見せてくれます。風が弱い時は水が張られた水田に、ライトアップされた桜がきれいに映ります。真っ暗になる前の西の空が残照の時間帯が、撮影にはおすすめです。

その10　青屋神明神社の枝垂れ桜（高山市朝日町青屋）

開花時期には田に水がはられライトアップされます。訪れる人は少ないので、ゆっくり撮影ができます。

その11　荘川桜（高山市荘川町）

ゴールデンウィークに開花を迎え多くの人達でにぎわいます。アプローチは前を通る国道156号線だけなので大渋滞山里の名もなき老桜が数奇な運命により後世に語り継がれるがれる「奇跡の桜」となった物語をご覧いただいてから訪れると、とても感慨深いものとなります。
J-POWER ＞ 荘川桜

その12　寿美吉のヤマザクラ（高山市本町）

ゴールデンウィークをすぎて高山市街地の他の桜が散ってから満開を迎えます。咲き始めは白色の花びらですが、散る間際はピンク色になります。

プロが教える桜スポット、いかがでしたか。高山グリーンホテル近隣の開花情報はホテルブログなどでもお届けしております。この時期に高山にお越しいただくならぜひ桜スポットをご満喫下さい♪