飛騨の雪景色

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2023.12.08

飛騨の雪景色

雪が降る古い街並みや、白く染まった世界遺産「白川郷」の合掌造りは、飛騨を代表する雪景色です。
観光客で賑わうのは夏ですが、実は飛騨の美しさをめいっぱい堪能するにはこれからの季節がおすすめ!

今回は、地元のフォトグラファー比呂池さんに、飛騨の“ベスト雪景色”スポットを教えてもらいました。プロが薦めるフォトジェニックなスポットをチェックして、雪化粧したこの時期ならではの飛騨をカメラに収めましょう。

30秒で記事がわかる要約!

高山グリーンホテルコンシェルジュです。
本記事をの内容を簡単にお伝えさせていただきます!

冬の飛騨高山は雪化粧の古い町並みや赤い中橋、合掌造りの「飛騨の里」、白川郷の冬景色など、冬限定の情緒ある絶景が魅力です。
市街地散策から新穂高ロープウェイの雪山ビューまで、手軽な街歩きと本格的な自然体験の両方を楽しめる特集となっております。

古い街並み

古い街並み
古い街並み
古い街並み

「食べ歩き」や「町屋見学」でもお馴染みのメインストリートは、高山観光の定番スポット。歴史情緒溢れるこの街並みも、冬になると雪で白く染まり、重厚な町屋造りの建物とのコントラストが綺麗です。
町並みにあるカフェの温かいメニューでほっこり♪冬の飛騨を満喫してください。

【必見!町並み散策をお得に楽しめる「たばるチケット」】

雪を見ながら町並み散策をするなら、アツアツ牛まんなどの街中グルメであったまるのが◎高山グリーンホテルでは「飛騨のたばるチケット」がオススメです♪牛串や、みたらしだんご、新酒の試飲など、ご当地グルメが満喫できますよ。

  • 古い街並み

アクセス

行き方

歩く場合は高山グリーンホテルから徒歩15分ほど

※時間は目安であり天候交通状況等により変わります

冬の中橋

  • 冬の中橋

高山一の観光名所といえば、桜や新緑など季節感溢れるフォトスポットとして人気のコチラ!
冬は、白い雪と真っ赤な橋のコントラストが美しく特におすすめです。
隣の筏橋の側から河原に降りると、息を呑むほど美しい全景がフレームに。記念撮影に外せないスポットです。

アクセス

行き方

歩く場合は高山グリーンホテルから徒歩15分ほど

※時間は目安であり天候交通状況等により変わります

白川郷

白川郷
白川郷
白川郷

世界遺産に登録された合掌家屋が建ち並ぶ白川郷は、観光地として人気のスポット。
雪に染まった合掌造りが見られる冬は、自然の壮大さがより感じられます。「三つ子の合掌造り」や行く年来る年でも放送された「明善寺」を散策したり、合掌家屋の内部が見学できるなど見所満載です。
休憩スポットとして、合掌家屋の中で温かいおぜんざいがいただけるカフェも要チェック♪

アクセス

車での
行き方

高山グリーンホテルからの距離約48km車で約60分

※時間は目安であり天候交通状況等により変わります

飛騨の里 冬のライトアップ

飛騨の里 冬のライトアップ
飛騨の里 冬のライトアップ

飛騨の里は、高山市街地西部の丘陵地に飛騨各地から古い建物を移築し、昭和46年(1971年)に開園された飛騨の昔の暮らしを再現した集落博物館です。開園後40年以上を経過し、移築された建物が当初からそこに建っていたかと思わせるほど景観になじんでおり、日本の昔からの里山風景が広がっています。
また、茅葺屋根に雪が積もっている様子は綿帽子をかぶっているようで、寒さの厳しい中にもほのぼのとした昔話の世界を感じさせてくれます。

冬の合掌造りライトアップで有名な世界遺産白川郷は多くの人が訪れ、また、開催回数も限られることから、写真撮影はなかなか大変です。しかし、飛騨の里のライトアップは1月中旬から2月末(2021年は1月11日~2月28日)までと期間は長く、時間は17時30分~21時とホテルで夕食を食べた後でも気軽に訪れることができます。

園内はライトアップされているとはいえ、日中よりは暗く、シャッタースピードは遅くなるので三脚は必要です。
また、寒いので交換バッテリーや手元を照らすライトも忘れないようにしましょう。

雪が降ってきたらスローシンクロで「雪蛍」を。スローシンクロとは、ストロボを発光させるとすぐ前を降る雪に光が当たり雪蛍が写ります。ストロボ発光後もシャッターが開き続け、ストロボ光が届かない背景も明るく写せる設定です。事前に取扱説明書で設定方法を確認しておきましょう。

アクセス

車での
行き方

高山グリーンホテルからの距離約2km。車で約5分。

※時間は目安であり天候交通状況等により変わります

飛騨で美しい雪景色が見れる豆知識

  • 飛騨で美しい雪景色が見れる豆知識

今回おすすめスポットをご紹介してくださったフォトグラファーの比呂池さんは、気象予報士の資格もお持ちだそう。
そこで、飛騨地方に雪が降るメカニズムを教えてもらいました!

日本海側に雪が降るのは、日本海と飛騨山脈を含む日本列島の中央を背骨のように貫く山脈(脊梁山脈 せきりょうさんみゃく)があるからです。
冬はシベリア大陸の高気圧が発達し、モンスーンといわれる強い北西からの季節風が吹きます。大陸を吹いているときは冷たく乾いた風ですが、日本海に入ると海から多くの水蒸気の補給を受けて冷たく湿った風となって、日本列島に吹きつけます。

気温が0℃以下の空気には小さな氷の粒(氷晶)が存在しています。
冷たく湿った風は脊梁山脈により上昇し、高度が上がると気温が下がり、空気中に含むことができる水蒸気量は低下するため小さな水滴が現れます。小さな氷の粒(氷晶)に小さな水滴が規則的にくっつき、次第に雪の結晶を形成します。そして、重くなると落下し、地表近くの気温が0℃より高くなると雪から雨になりますが、冬は気温が低いため雪として降ります。山脈の手前で水蒸気を落とし雪を降らせた風は、その後山脈を越え冷たい乾いた風となって太平洋側へ吹き降ります。

もし、日本海が無く大陸と陸続きであったら、北西からの季節風は冷たく乾いた風のままで雪を降らすことは無く、また、列島の中央を貫く山脈がなければ北西からの季節風は水蒸気を落とすことなく太平洋に流れます。モンスーンという地球規模の大きな空気の流れと、日本海と日本列島を貫く山脈という特徴的な地形が絶妙なバランスで存在しているからこそ、世界でも有数の豪雪地帯を形成しているため、飛騨高山の古い町並みや世界遺産白川郷の雪景色を楽しむことができます。

氷点下の森

氷点下の森
氷点下の森

氷点下10度という厳しい冬の自然を生かし、なんと11月頃から広大な敷地にホースで水をまいて作られる、知る人ぞ知る幻想的な氷の世界。日中は青、夜は青・黄・緑の光でライトアップされます。
さらに、年に1度行われる氷祭りでは、凍るシャボン玉が見られるなど、他にはないレアな体験ができますよ。

アクセス

行き方
高山グリーンホテルから車で約50分
・中部縦貫道高山西ICから国道41・361号経由40km40分
・駐車場有り
開催
期間
2026年1月1日(木)~2月28日(土)(毎年1月1日~2月末日)
日没~21:00  無料
一軒宿のご主人が造る氷の芸術品。昼は青白く輝く氷の森が夜は七色の世界に。

奥飛騨温泉郷 新穂高 北アルプス大橋

奥飛騨温泉郷 新穂高 北アルプス大橋
奥飛騨温泉郷 新穂高 北アルプス大橋
奥飛騨温泉郷 新穂高 北アルプス大橋
奥飛騨温泉郷 新穂高 北アルプス大橋

新穂高ロープウェイに乗れば、標高2,156mの山頂展望台から北アルプス(飛騨山脈)の大パノラマを望むことができます。しかし、もっとお気軽にマイカーの車窓から山岳風景を楽しみたい方には、北アルプス大橋がオススメです。天気が良ければ、笠ヶ岳や錫杖岳(しゃくじょうだけ)を始め、中尾高原から北アルプス大橋に向かう途中で振り返ると活火山焼岳を望むことができますよ。

1枚目:モルゲンロートの山並み
赤色を写すには、WB(ホワイトバランス)は晴天(太陽マーク)に。オートWBのままだと赤色が薄くなることがあります。
山頂が赤く照らされるのは数分で、しだいに輝く帯は広がり昼間の光になります。

2枚目:笠ヶ岳 標高2,898m
日本百名山のひとつ他県と境界を接しない山では岐阜県の最高峰です。

3枚目:錫杖岳 標高2,168m
岩肌が特徴的でカメラマンに人気があります。

4枚目:焼岳 標高2,455m
青空が広がると山頂からの噴気が見えます。

あると便利なのは、広角ズームレンズと望遠ズームレンズ。広角ズームレンズで、手前の風景から峰々までをとらえた雄大な山岳景観を。望遠ズームレンズで、岳のアップをねらいましょう。斜めから太陽が当たっている時間帯は、雪が積もったなだらかな斜面とゴツゴツした岩肌のコントラストが際立ちます。

太陽が当たった雪の斜面が露出オーバーで真っ白に写ってしまうと写真にしまりがなくなるので、露出は控えめに、段階的にマイナス補正をして複数枚撮影しましょう。

アクセス

行き方

高山グリーンホテルから北アルプス大橋までの距離約54km

・車で1時間半から2時間以上

※時間は目安であり天候交通状況等により変わります。

※お車は路肩などに留めないよう必ず駐車場をご利用ください。

その他
奥飛騨温泉郷は同じ高山市ですが、高山市街地とはまったく天候が違います。
冬用タイヤを装着しタイヤチェーンの用意、
時間的にも十分な余裕を持って行くことをおすすめします。

奥飛騨温泉郷 平湯

奥飛騨温泉郷 平湯
奥飛騨温泉郷 平湯

高山市街地と平湯を結ぶ国道158号線は、平湯トンネル付近の山間部にさしかかると、ロータリー除雪車が飛ばした雪が道路の両側に積もり、高さ2mを超える雪の壁ができることがあります。車に乗っていると雪の壁だけしか見えませんが、周囲には幻想的な雪景色が広がっています。

吹雪いていると写真撮影どころではありませんが、降雪のやみ間があったらチャンスです。風が弱い時は、樹々の枝に積もった雪がまるで白い華が咲いたようです。また、晴れて気温が下がった早朝は、谷川からの水蒸気が枝につき霧氷の華を咲かせます。日が差し始めると霧氷はキラキラと輝きだします。

【比呂池気象予報士のひと口メモ】
高山市街地は標高580m、平湯トンネル付近は標高1,430m。実に850mもの標高差があります。標高と気温の関係は、大まかに標高が100m上がると気温は0.65℃下がると言われ、標高差850mでは約6℃下がります。

雪景色を期待して高山を訪れ、たとえ市街地で雨が降っていたとしてもあきらめずに行動しましょう。
標高の高いところでは雪が降っているかもしれませんよ。

アクセス

行き方

高山グリーンホテルから平湯までの距離約35km

・車で1時間から1時間半

※時間は目安であり天候交通状況等により変わります。

その他
奥飛騨温泉郷は同じ高山市ですが、高山市街地とはまったく天候が違います。
冬用タイヤを装着しタイヤチェーンの用意、
時間的にも十分な余裕を持って行くことをおすすめします。

地元民とっておきの雪景色スポット情報いかがでしたでしょうか?まだまだ隠れたカメラスポットもありますのでドライブや散策の際には自分だけのとっておきのスポットを見つけてみて下さい。

取材協力:比呂池写真事務所

今回のたばるネタを提供してくれた地元民は
フォトグラファー 池戸比呂志(いけどひろし)さんです

高山市にある「比呂池写真事務所」のカメラマン、フォトグラファー。
静物から自然、風景など様々な写真を手がけており、市内の撮影ポイントやガイドブックに載らないツウなスポットにも精通。

YouTubeでは飛騨地域の観光PR映像を公開中!

コメ
ント

四季折々、豊かな表情を持つ飛騨地域。
古都を感じる美しい街並みや、受け継がれる文化伝統。そして広大な大自然。
高山市や飛騨市・白川郷など、誰しもが繰り返し訪れたくなる
飛騨地域の魅力をぜひチェックしてください!

冬のおすすめたばるをチェック!