飛騨高山には古くから歴史のあるスポットや、渋草焼や飛騨家具といった伝統的な工芸品や技術を数多く発展させてきた歴史があります。今回は歴史・文化に触れられる高山のスポットをご紹介します。
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飛騨の歴史を紐解く
江戸時代の御役所を見学
高山の観光名所といえばココ!高山陣屋
高山の観光名所を回るなら欠かせないスポット「高山陣屋」。実は江戸時代の御役所(代官所)だったんです。高山は江戸幕府の直轄領だったため、当時徳川一門の施設でしか掲げることができなかった玄関幕の葵紋が高山陣屋の目印になっています。
建物には当時の文化に触れられるヒントがたくさん。美しい波模様が書かれた壁や館内の柱に彫られたうさぎの装飾品、模様が違う畳の縁など、全て当時のエピソードや意味があってのもの。ガイドと一緒にその不思議を解き明かしに行きましょう!
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間近で見学できる高山祭の屋台
本物の祭屋台を見学高山祭屋台会館
高山の一大イベントといえば、春と夏の年2回行われる高山祭。高山祭屋台会館では、高山祭の見どころである絢爛豪華な祭屋台が常設展示されているんです。2トン半もの重さがある大神輿は、間近で見ると大迫力!細部までこだわった匠の技が満載の神輿を近くでゆっくりと見られる貴重な場です。祭りの歴史や大昔の飛騨国だったころのエピソード、衣裳や装飾品についてなども知れるので、高山祭をより楽しむためにもぜひ訪れたいスポットです。
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匠の技に感服する
色鮮やかに衣装を飾る
高山祭を支える伝統工芸ゆらは染工の飛騨染
高山祭で親しまれている舞「闘鶏楽(とうけいらく)」の色鮮やかな衣装は、飛騨の伝統工芸「飛騨染」を使った飛騨の匠の技が織り成しています。150年も紺屋をやっているゆはら染工では、飛騨地方の神社400社以上から依頼があり、それぞれ型紙も千差万別。宮川朝市の直営ショップでは、ご主人が手作業で染めているお土産グッズが手に入りますよ♪
(作業場見学は不可、お店での販売のみとなります。)
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170年の歴史ある伝統工芸
こだわりの焼き物芳国舎の渋草焼
物流に恵まれなかった高山の地で古くから発展してきた飛騨の焼き物「渋草焼」。丈夫でシミにも強く、美しい食器に仕上げるためにひとつひとつ手作業で制作している芳国舎では、その伝統や技術を守るために過去作品の保存も行っています。原料の石の状態からスタートして渋草焼が完成するまでの工程は、まさに匠の成せる技です。古い町並み近くに店舗もあるので、ぜひ洗練された完成品をじっくりご覧ください。
(作業場見学は不可、お店での販売のみとなります。)
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日本一といわれる飛騨の家具作り
ショールームと工場を同時に見学柏木工の飛騨家具
飛騨の家具といえばその技術は日本一といわれるほどの伝統産業で、職人達の間では家具の聖地とも呼ばれています。老舗の家具屋さん「柏木工」ではショールームと合わせて工場見学まで参加できます。飛騨家具ブランドを名乗るため、高い品質基準を保つ家具作りのきめ細かさを実感できること間違いなしです。工場見学は1日2回、予約なしでもご参加いただけますよ♪
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世界遺産を散策する
趣きある景色の中で散策
四季折々のベストショット白川郷合掌造り
高山旅行といえば必ず行きたい観光スポット・世界遺産白川郷。四季折々の景色が楽しる白川郷では、とっておきのベストショットが盛りだくさんなのでカメラを持っていくのがオススメです。趣きある合掌造りが並ぶ景色を楽しみながら、かつての人々が自然と共存するためどのようにしてきたのか、知恵や文化にも触れられます。
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世界遺産五箇山
日本の原風景が広がる相倉合掌造り
五箇山の合掌造り集落も、白川郷とともに世界遺産に登録されています。白川郷と比べて手付かずの場所が多く、素朴な原風景が楽しめるスポットがたくさんあります。同じ世界遺産でもまた違った雰囲気を味わいたい方におすすめです。散策もゆっくりと楽しめますよ。
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