高山の特産品と言えば新鮮な地物野菜や高山独自の飛騨野菜。それにえごま油や豆つかげのような加工品。高山旅行のお楽しみと言えばそんな地物をおいしくいただくことですが、これはおいしい！と思ったらお土産にもほしいところ。そんな時にぜひ立ち寄っていただきたいのが地物野菜や加工品の直売所「飛騨国府特選館あじか」です。

国道41号線を富山方面に向かって走っていると駐車場の向こうにビニールハウスが並ぶ建物が。風にはためく“新鮮野菜”ののぼりに惹かれちょっと車を止めてみます。地元の特産品などを扱う直売所「あじか」。看板に書かれた朝採り野菜・地元特産品の文字に期待を膨らめ建物の中へと入ってみると、様々な種類の野菜や加工品が並んでいました。

えごま油にお惣菜、とれたての有精卵まで

高山の特産品、えごまから作ったえごま油に、とれたて玉子はなんと有精卵！生産者の名前もきちんと書かれています。水煮のような簡単な加工をしたものから地元のお母さんの作ったお惣菜まで様々な特産品が並びます。これはお土産にもいいですし、これからちょっと散策に行こうという時ならお弁当代わりにお惣菜を何品かチョイスするのも良さそうです。

販売している農作物はスタッフが生産農家の方と顔を合わせて直接仕入れます

スタッフの方にお話を伺うと、あじかで販売している農作物のほとんどが毎朝生産者と直接顔を合わせ「おはようございます！」と挨拶を交わして受け取る新鮮野菜だそう。安心・安全のこだわり野菜だから直接生産者から受け取ったものにはすべて生産者の名前を表示。しかも卸売りを通さないためお値段もお手頃で提供しているとのこと。

生産者の名前がわかる安心感。定番から変り種野菜まで様々なものが揃っています

見回してみると商品バーコードの上にはどれも生産者の名前が。しかもスーパーなどで買うよりもお得な値段です。飛騨地方独特の珍しい野菜などもあり、気になるけど調理法が分からない野菜や知らない野菜があればスタッフの方がその日のおすすめ品や、野菜の説明、調理方法のアドバイスなども教えてくれるそう。
道路沿いで車でのアクセスが便利なので帰り道のドライブにちょっと立ち寄ってみてはいかがでしょう。ぜひ新鮮野菜や特産品をお土産にしてご家庭でアレンジレシピにチャレンジしてみて下さい。